2009年9月15日火曜日

つづき_4人の作家さんのご紹介

■小林 登 「彩漆KOBAYASHI」主宰
多彩な表情で様々な質感の器たち。  
刷毛目の美しいお皿や、裏と表の塗りの表情を変えたもの、黒漆の細かな粒子のお塗りから、木地の木目が覗くコップは、内側と底の部分が朱のお塗りだったりと細かな部分に匠の技が秘められていました。
黒染の拭き漆の多様椀(写真:お膳に載っているお椀)はぽってりとした形でありながらとても軽く、そしてとてもおいしそうでした。11月頃には、同じ形の「朱塗りの多様椀」をいただく予定です。お正月のお雑煮用にいかがでしょうか。ぜひお楽しみに!

 
■田口司緒里 「kanehen」主宰
銅や真鍮などの金属板を叩き作り出される器や暮らしの道具たちは、シンプルなフォルムにも、ほんわかとした温かい表情をしています。
写真手前の「スコップ」(とりわけさじ)は、手の中に納まるコンパクトな形、真鍮で出来ています。
銀色(「洋白」という金属)の「スコップ」も只今ショップにて取り扱っています。
カレースプーン、ティースプーン、デザートスプーンも一緒に、ぜひお手にとってご覧いただければと思います。

今会期中、何度もお運びくださったお客様がいらっしゃったり、作家さんにオーダーメイドの作品をご依頼くださったりと、様々なかたちで皆様にご覧いただけましたことを嬉しく思います。
ありがとうございました。
また来年の夏も企画しますので、どうぞお楽しみに!